【2t】Sneak Show【江村】
2011年1月19日 マジック ザ ギャザリング コメント (2)
というわけで一日挟んで今日見てみるのはコンボデッキの一つ、Sneak Showです。
2ターン目に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》出しながら「お前はもう死んでいる」みたいな世紀末発言をしたい方にはお勧めのデッキ。
レガシーのコンボで一番有名なのは個人的にANTかなと思うのですが、訳あってこっちのデッキを選択しました。
ではレシピ。
スタンでもエクテンでもうっかりクリーチャーカウンターすると《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》から江村さんが登板される現環境ですが、このデッキは特にカウンターという条件がなくても出せてしまうところが素敵。
動きとしては2枚のコンボデッキなのでクリーチャーと、それを場に出すカードを8枚のブレスト+《直観/Intuition(TMP)》で探して、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》か《大祖始/Progenitus(CON)》を場に出すことが全てのデッキです。
一度場に出したら、あとは《Force of Will(ALL)》あたりで守って2パンで勝ち。
実にシンプルですね。
このレシピの場合は《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》がとられていますので、ワンチャン1tに登場する超ドブンパターンが用意されてますが、こういう嵌めパターンを用意しておくのは僕は好きですね。相性差とか関係なく勝てることがあるので。
あと、3マナからおもむろに《煮えたぎる歌/Seething Song(MRD)》打って《騙し討ち/Sneak Attack(USG)》とか、本当にだまし討ちチックな動きも用意されてたり。
このデッキの相性について考えると、この前紹介したZooにはかなり有利に戦えると思います。
パーミっぽいデッキにも《Force of Will(ALL)》、《目くらまし/Daze(NEM)》って取ってるのでそこまで不利ではないような。対象とられないクリーチャーを場にだすので、一度出してしまえば大体勝てるでしょうし。
コンボ相手も《Force of Will(ALL)》ある分そこまで不利ではない・・・と考えるといいデッキなんじゃないか、と思うんですが、このデッキはTier1ではないんですよね。
その理由は、なんだかんだで2枚コンボなので揃わないときにはサクっと負けること、一度場に出したものを対処されてしまうと手札がすっからかんなのでやられたい放題になるということが考えられます。
あとハンデスにも弱い。
《Force of Will(ALL)》あるから対処されるものをカウンターしたらいいっていう話ではあるんですが、そんな簡単に手札にくるなら困りはしないですよねー。
で、場に出た江村さんへの対処の手段の話。ここでようやくこのデッキ紹介した理由ってのがでてくるんですが、江村さんには《Karakas(LEG)》が効いてしまうんですよね。
この前紹介したZooにもしっかり《Karakas(LEG)》が取られています。
この土地を出されてしまうと江村さんは泣く泣く手札に帰るしかありません。
《実物提示教育/Show and Tell(USG)》から江村だしてドヤ顔したら相手が《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》から《Karakas(LEG)》持ってきてドヤ顔されたでござるの巻とかねw
他にカウンターされても駄目だし、《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》、珍しいところだと《金粉のドレイク/Gilded Drake(USG)》あたりもアウトかな?
まぁそんな感じで、2tに出てくる15/15も結構対処されちゃうのがレガシーの面白さでもあります。
むしろ、《大祖始/Progenitus(CON)》は《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》を始めとした布告系カードくらいしか対処できないので、どっちかっていうと江村だすよかこっち出したほうがいいように思うなぁ。
そいえば、ワンチャン《神の怒り/Wrath of God(10E)》とかありますね。ありますが、レガシーではあんまりみないなぁ。どっちかっていうと《謙虚/Humility(TMP)》のが多いかな。
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で、サイドですが、色々なデッキに幅広く対処できるような形でサイドが作られていると思います。
CTGあたりにはブッ刺さるであろう《血染めの月/Blood Moon(CHR)》、ビートには《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》、《紅蓮破/Pyroblast(5ED)》、《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》は《Force of Will(ALL)》とかカウンターするんですかね?
それぞれ3枚ずつ取られてるので、入れるデッキが違うんでしょうが僕はわかりませんw
あと、墓地対策のために《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》。
この墓地対策カードについてちょっと補足しておくと、自分が墓地を利用しないデッキは遺産をサイドに取れるんですが、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》とか《土を食うもの/Terravore(ODY)》といった自分の墓地を使うデッキは相手の墓地だけを飛ばしたいので、《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》や《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》なんかになるそーです。
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さて、逆にこのデッキを相手にしたときにどうするのかというと、僕が使っているDark Horizonsなんかは積極的にハンデスしていくことができるので《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》うってパーツ抜いたったらええねん、で終わるのですが、パーミちっくなデッキは・・・積極的に動かないでカウンター構えつつ《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》とかで手札みたりして頑張る・・・ことになるのかな?
とにかく相手のコンボを成立させないように立ち回り、あとは相手の引きがそれを上回ってこないことを祈るだけだと思います。
もしくは思い切って《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》入れるとかね。
話はかわりますが、「とある飛空士への恋歌」が完結しました。
最後は怒涛の展開で終わりましたが、非常に楽しませてもらったと思います。
この作品はなんといっても主人公の成長が大きな軸でした。
それを楽しむのが一番大きかったかな。あと、イグナかわいいよイグナ。
そんなところで。
2ターン目に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》出しながら「お前はもう死んでいる」みたいな世紀末発言をしたい方にはお勧めのデッキ。
レガシーのコンボで一番有名なのは個人的にANTかなと思うのですが、訳あってこっちのデッキを選択しました。
ではレシピ。
Deck :: UR Sneak Show
4 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》
4 《大祖始/Progenitus(CON)》
// 8 cleatures
4 《渦まく知識/Brainstorm(ICE)》
4 《Force of Will(ALL)》
4 《思案/Ponder(M10)》
4 《実物提示教育/Show and Tell(USG)》
4 《騙し討ち/Sneak Attack(USG)》
3 《目くらまし/Daze(NEM)》
3 《直観/Intuition(TMP)》
3 《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》
2 《煮えたぎる歌/Seething Song(MRD)》
1 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
1 《拭い捨て/Wipe Away(TSP)》
// 33 other spells
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4 《Volcanic Island(LEB)》
3 《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》
3 《島/Island(ROE)》
1 《山/Mountain(ROE)》
Sideboard:
3 《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
3 《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》
3 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
3 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
3 《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
スタンでもエクテンでもうっかりクリーチャーカウンターすると《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》から江村さんが登板される現環境ですが、このデッキは特にカウンターという条件がなくても出せてしまうところが素敵。
動きとしては2枚のコンボデッキなのでクリーチャーと、それを場に出すカードを8枚のブレスト+《直観/Intuition(TMP)》で探して、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》か《大祖始/Progenitus(CON)》を場に出すことが全てのデッキです。
一度場に出したら、あとは《Force of Will(ALL)》あたりで守って2パンで勝ち。
実にシンプルですね。
このレシピの場合は《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》がとられていますので、ワンチャン1tに登場する超ドブンパターンが用意されてますが、こういう嵌めパターンを用意しておくのは僕は好きですね。相性差とか関係なく勝てることがあるので。
あと、3マナからおもむろに《煮えたぎる歌/Seething Song(MRD)》打って《騙し討ち/Sneak Attack(USG)》とか、本当にだまし討ちチックな動きも用意されてたり。
このデッキの相性について考えると、この前紹介したZooにはかなり有利に戦えると思います。
パーミっぽいデッキにも《Force of Will(ALL)》、《目くらまし/Daze(NEM)》って取ってるのでそこまで不利ではないような。対象とられないクリーチャーを場にだすので、一度出してしまえば大体勝てるでしょうし。
コンボ相手も《Force of Will(ALL)》ある分そこまで不利ではない・・・と考えるといいデッキなんじゃないか、と思うんですが、このデッキはTier1ではないんですよね。
その理由は、なんだかんだで2枚コンボなので揃わないときにはサクっと負けること、一度場に出したものを対処されてしまうと手札がすっからかんなのでやられたい放題になるということが考えられます。
あとハンデスにも弱い。
《Force of Will(ALL)》あるから対処されるものをカウンターしたらいいっていう話ではあるんですが、そんな簡単に手札にくるなら困りはしないですよねー。
で、場に出た江村さんへの対処の手段の話。ここでようやくこのデッキ紹介した理由ってのがでてくるんですが、江村さんには《Karakas(LEG)》が効いてしまうんですよね。
この前紹介したZooにもしっかり《Karakas(LEG)》が取られています。
この土地を出されてしまうと江村さんは泣く泣く手札に帰るしかありません。
《実物提示教育/Show and Tell(USG)》から江村だしてドヤ顔したら相手が《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》から《Karakas(LEG)》持ってきてドヤ顔されたでござるの巻とかねw
他にカウンターされても駄目だし、《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》、珍しいところだと《金粉のドレイク/Gilded Drake(USG)》あたりもアウトかな?
まぁそんな感じで、2tに出てくる15/15も結構対処されちゃうのがレガシーの面白さでもあります。
むしろ、《大祖始/Progenitus(CON)》は《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》を始めとした布告系カードくらいしか対処できないので、どっちかっていうと江村だすよかこっち出したほうがいいように思うなぁ。
そいえば、ワンチャン《神の怒り/Wrath of God(10E)》とかありますね。ありますが、レガシーではあんまりみないなぁ。どっちかっていうと《謙虚/Humility(TMP)》のが多いかな。
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で、サイドですが、色々なデッキに幅広く対処できるような形でサイドが作られていると思います。
CTGあたりにはブッ刺さるであろう《血染めの月/Blood Moon(CHR)》、ビートには《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》、《紅蓮破/Pyroblast(5ED)》、《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》は《Force of Will(ALL)》とかカウンターするんですかね?
それぞれ3枚ずつ取られてるので、入れるデッキが違うんでしょうが僕はわかりませんw
あと、墓地対策のために《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》。
この墓地対策カードについてちょっと補足しておくと、自分が墓地を利用しないデッキは遺産をサイドに取れるんですが、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》とか《土を食うもの/Terravore(ODY)》といった自分の墓地を使うデッキは相手の墓地だけを飛ばしたいので、《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》や《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》なんかになるそーです。
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さて、逆にこのデッキを相手にしたときにどうするのかというと、僕が使っているDark Horizonsなんかは積極的にハンデスしていくことができるので《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》うってパーツ抜いたったらええねん、で終わるのですが、パーミちっくなデッキは・・・積極的に動かないでカウンター構えつつ《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》とかで手札みたりして頑張る・・・ことになるのかな?
とにかく相手のコンボを成立させないように立ち回り、あとは相手の引きがそれを上回ってこないことを祈るだけだと思います。
もしくは思い切って《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》入れるとかね。
話はかわりますが、「とある飛空士への恋歌」が完結しました。
最後は怒涛の展開で終わりましたが、非常に楽しませてもらったと思います。
この作品はなんといっても主人公の成長が大きな軸でした。
それを楽しむのが一番大きかったかな。あと、イグナかわいいよイグナ。
そんなところで。
コメント
呪文貫きはカウンター対策というよりはANTなどのこちらより早いコンボデッキ対策と思われます。
マーフォークは《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》あればなんとかなるだろうと思ってたんですが、それは通ればの話ですねw
そこを通していくために《紅蓮破/Pyroblast(5ED)》も入れると。
ANTもキツそうですね。なんせ相手はハンデスしてくるし、《オアリムの詠唱/Orim’s Chant(PLS)》打ってくるし。ついでに早い。